バーミキュライトはマグネシウム、アルミニウムの珪酸塩鉱物で、外観は雲母に似ています。高温で急熱すると膨張する性質をもち、その様が蛭(ヒル)に似ているため蛭石とも呼ばれています。
バーミキュライト原石を高温(800~1,000℃)の焼成炉の中を通過させると、結晶層内に含まれる水分が瞬間的に水蒸気となって原石の層間剥離を起こし、アコーディオン状に急膨張して容積が10数倍にもなります。これが「焼成バーミキュライト」です。
焼成バーミキュライトは以下のような多くの特長をもっており、これらの性質をいかした活用が農園芸・建築他さまざまな分野で図られています。
10倍以上に膨張する不思議な鉱物、バーミキュライト


バーミキュライトの性質
無菌
塩基置換容量
耐火性
軽量
衝撃緩衝性
遮音性/吸音性
耐熱性・耐摩耗性
用途
バーミキュライトは皆さまの生活のどこに使われているでしょうか?
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